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info-pr-meeting 鹿児島県女性活躍推進会議

鹿児島県女性活躍推進会議 令和元年度

令和元年6月28日開催

和元年度第1回の女性活躍推進会議は、はじめに鹿児島県の女性活躍推進に向けた取組等について説明があり、その後、各構成団体における女性活躍推進に向けた取組等について報告がありました。また、女性ワーキンググループからは、6月5日(水曜日)に開催した第1回目の女性ワーキンググループ会議の報告がありました。

主な意見)

  • 女性の管理職を増やしていくためには、まず、教育の機会や会議に参加する機会を増やしていき、管理職へのハードルを少しずつ下げていく必要があるのではないか。
  • 女性ワーキンググループのように、異業種の女性同士で意見交換できるというのはすごくいい機会なので、こういった取組を幅広くやっていくことが重要である。
  • 女性が働き続けられるかどうかは、男性側の意識がどれくらいあるかといったことも関係してくる。両立支援だけではなく、パートナーの意識という部分についても取り組めていけたらよい。
  • 育児をされている従業員のみ優遇されてしまっては、その他の方との対立構造をつくってしまうので、そこはバランスの取れた形でやっていく必要がある。

第1回女性ワーキンググループ会議の内容

令和元年10月17日開催

和元年度第2回の女性活躍推進会議は、はじめに鹿児島県の女性活躍推進に向けた取組について説明があり、その後、「アンコンシャスバイアスの解消」や「男性の育児休業取得促進」について、構成団体の取組の報告も交えながら意見交換を行いました。また、「令和元年度鹿児島県女性活躍推進優良企業知事表彰」の表彰候補企業の報告を行いました。

アンコンシャスバイアス・・・アンコンシャスバイアスとは、誰もが潜在的に持っているバイアス、偏見のことです、育つ環境や、所属する集団の中で知らず知らずのうちに脳に刻み込まれ、既成概念、固定観念となっていきます。バイアスの対象は男女に限らず、人種、貧富などと様々ですが、自覚できないために自制することも難しくなっています。

(主な意見)

アンコンシャスバイアスの解消について】

  • アンコンシャスバイアスについて誤った接し方をしてしまうケースが多くあるが、それでも無意識のバイアスがいつ、どのように現れるかを知ることで、その影響を最小限に抑えることができる。
  • 誤った接し方として、育休明けの女性に責任の軽い仕事を任せるというケースがあるが、それ自体がいいか悪いかということではなく、それはやはりその人次第であるので、個別に対応していくことが求められるのではないか。

【男性の育児休業取得促進について】

  • 男性の育児休業取得を促進するためには、企業、男性それぞれにとってのメリットというのをもっとPRしていく必要があるのではないか。企業にとっては、社員のワーク・ライフ・バランスを支援する魅力ある企業として採用につながるなどのメリットがあり、また男性にとっても、育休をきっかけに育児・家事を行うことで、育児・家事に主体的に取り組めるなどのメリットがある。
  • まだまだ取得者が少ないので、事例をもっと増やして、男性も家事・育児に参画するのは当たり前なんだという職場風土を作っていく必要がある。
  • 育児休業中に給付金が支給されるといっても、休業前の約8割程度の手取りになるので、給与面のフォローというのも重要になってくる。
  • 有給休暇も消化していかなければならないという中にあっては、業務の見直し・効率化といった働き方改革の取組も同時に進めていく必要がある。