鹿児島県女性ワーキンググループ 令和3年度
令和3年10月7日開催
令和3年度第1回の女性ワーキンググループは、第2期女性ワーキンググループの取組についての説明の後、アンコンシャスバイアスについて意見交換を行いました。その後、かごしまジェンダー平等推進プロジェクト事業、職場におけるジェンダー平等推進事業及び女性のエンパワーメント事業について説明がありました。
(意見交換の様子)
非成果主義
- 年齢で与える仕事が違う
- 時短勤務の女性は仕事の成果や生産性が小さいと評価される
男性でないと
- クレーム対応する店長は男性
- 男性の上席が出てこないと納得しないお客様
- 電話の相手方から女性じゃ話にならない、男性の担当を出せといわれる
- 出張は未婚の女性、外販は男性
- 男性、女性によって業務の指導や指示を変えている
- 管理職は子どものいる女性を選んだらかわいそう
- 既婚女性は家事や・パートナーのサポートがあるため、残業や出張をさせないようにしている
- 女性にこんな仕事をさせるのはかわいそうだから、この仕事を・・・
- 急な勤務変更はまず男性へ
- 力仕事=男性の仕事
転勤問題
- 転勤する夫についていくのは妻
- 単身赴任と聞くと男性を連想する
女性でないと
- 社内で意見を通すために女性スタッフを連れて行く
- 来客へのお茶出しは女性が入れた方が美味しいでしょ
- PTAは母親が参加すべき
女性に対する役割の決めつけ
- 子どもがいる女性が休みを取ると「またか」と言われる
- 学校行事は母親が参加する
- 女性は残業したくないと思われている
- 女性を配属するのは無理だと思われている部署がある
- 家事の主担当は女性だと思われている
育児中の女性への過度な配慮
- 女性は出産すると業務を軽くし、定時で帰らせる必要があると思われている
- 子どもがいる女性が残業していると「子どもがかわいそう」と言われる
- 小さい子どもがいると変則勤務や夜勤ができないとの思い込み
- 妊娠中、育児中の女性社員には営業(出張)は無理だと思ってしまう
- 結婚して半年後に退職することになったとたん、業務が補助的なものに変更され、出張もさせてくれなくなる。
性別で役割が固定されている仕事
- 電話は女性が取り次ぐものだと思われている
- 体格の良い利用者は男性に任せる
- 受付業務・電話対応・備品補充・給湯室清掃等は女性が対応するものという暗黙の了解がある
- 男性は気が利かないと思っている(介護ケアする中で利用者の身の回りなど細かい所まで気がつかない)
- 車いすのメンテナンスは男性の仕事
キャリアアップの阻害
- 育児休業から復帰した女性はキャリアアップの場で推薦されない
- 研修や出張などの機会が女性にはあまりない
- 女性は昇進を望んでいないと思われている
- 女性だから研修に出しても結婚して辞めるから無駄だということで男性を派遣する
- 女性には日常業務以外のチャレンジ的な仕事は負担だと思われている
学歴による偏見
- 高学歴の人は優秀な人材だと思ってしまう。