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company-introduction 女性活躍・ジェンダー平等推進の取組をご紹介します

株式会社 田島組

田島組
会社名 株式会社 田島組
業種 建設業
住所 鹿児島県薩摩川内市入来町副田2186番地2
従業員数 42人(うち正規従業員 9人)
女性従業員比率 21.4%
正規従業員に占める女性比率 21.4%
女性管理職数 2人(女性管理職比率 15.3%)

 

女性活躍やジェンダー平等に取り組んだきっかけ・経緯 

当社は、昭和2(1927)年の創業以来「地域共生企業」として、道路、舗装、トンネル、河川、海岸、橋梁、建築工事を通じて、地域の皆様が毎日「安心・安全」に生活できる様にとの強い思いでこの事業に取り組んでいます。地域社会の一翼を担うべく、インフラ整備を通じて「豊かな郷土づくり」を目指し、地域の皆様と共に歩んでいます。

以前は、女性技術社員(現場職)は1人でしたが、昨今、女性技術社員の入社が増えてきたことが、男女関係なく社員が育児をしやすい会社づくりを目指すきっかけになりました。

主な取組とその効果

1 女性が継続して就労できる環境整備について
 〇職場と家庭の両方において男女ともに貢献できる職場風土づくりに向けた意識啓発を行って
  います。
 〇ハラスメントに対する相談窓口の設置と社員への周知と啓発文書を掲示するとともに、相談
  窓口には男女各1名を選任して対応することで女性社員が相談しやすい対応をとっています。
 女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画を策定しています。
 平成29年に鹿児島県女性活躍推進宣言企業に登録しています。
 平成30年に薩摩川内市女性活躍推進企業として認定されています。

2 女性の積極的な登用やキャリアアップの推進について
 〇外部で行われるセミナーへの参加や同業もしくは他業界の交流会などに積極的に参加してキ
  ャリアアップにつなげられるよう推進し、各自のキャリア形成に役立つよう取り組んでいま
  す。

3 男女ともに働きやすい職場を実現するための取組について
 〇育児・介護休業法(育児・介護休業、子の看護休暇・介護休暇、所定外・法定時間外労働の
  制限、深夜業の制限、短時間勤務制度)や、雇用保険法に基づく育児休業給付金、労働基準
  法に基づく産前産後休業など諸制度の社内周知を行っています。
 〇育児・介護休業法での「育児のための所定外労働の制限」及び「育児短時間勤務」において
  は、法に定められている最低条件である「3歳未満の子を養育する社員」という要件を「小
  学校就学の始期に達するまでの子を養育する社員」という要件に引き上げ、育児がしやすい
  労働環境を整備しています。
 次世代育成支援対策推進法に係る一般事業主行動計画を策定し、かごしま子育て応援企業に
  登録しています。また,令和4(2022)年10月に、子育てサポート企業として「くるみん
  認定」を受けました。
 育児や病気やケガ、介護などで身動きが取れない社員がテレワーク等の場所にとらわれない
  働き方を導入しました。
  テレワーク等を活用して業務に支障をきたさないようになってきたと感じます。

取組を進めるにあたっての苦労・工夫

建設業は、現場での仕事が主な業務です。現場でなければできない業務もあります。

テレワーク等でできる業務とできない業務がありますので、その点では工夫しなければならない点があると感じています。

今後の課題・展望

時代の変化と多様性に柔軟に対応し、働きやすい職場環境整備に取り組んで参りたいと考えています。

トップメッセージ

株式会社 田島組 代表取締役社長 田島 功輔 さん

田島組 トップメッセージ

人材の確保や育成が難しい昨今、多種多様な人財の活躍が求められるようになりました。弊社では業務の細分化を図ることで、多種多様な人財が活躍できる場を創出できるよう職務内容の見直し等に取り組んでいるところです。

このような取り組みは若者にとっても働きやすい環境に繋がると考えており、会社を挙げてこれまで以上に誰もが働きやすい環境を創出してまいります。

女性活躍推進宣言

インタビュー(女性従業員の声)

女性の少ない世界で活躍していることに憧れ、活躍したいと思って入社し、今日に至っています。

先輩従業員の声

田島組での女性技術者の活躍を知り、私も同じ女性として、女性の少ない世界で活躍していることに憧れ、活躍したいと思って入社し、今日に至っています。

現在、先輩方の現場につき、測量や安全管理、協力会社との打ち合わせを行い、現場を進める仕事を任されています。土木についての知識はもちろん、ひとつひとつの現場で、施工条件、施工方法が違うことの面白さや、新しい出会いがあることも土木の魅力だと知ることができました。

まだまだ勉強の毎日ですが、たくさんの経験や知識を積み、早く一人前の土木技術者になりたいです。