マルイ農業協同組合
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会社名 マルイ農業協同組合 業種 複合サービス事業 住所 鹿児島県出水市平和町225番地 従業員数 71人(うち正規従業員 66人) 女性従業員比率 49.2% 正規従業員に占める女性比率 50% 女性管理職数 2人(女性管理職比率 20%)
女性活躍やジェンダー平等に取り組んだきっかけ・経緯
マルイ農協グループは、“ひな”の生産、飼料の製造、鶏卵・鶏肉の生産から処理加工、販売、物流、環境保全型エコロジー産業までを含めた、養鶏のインテグレーターとして、お客様に安全で安心できる商品をお届けしています。
グループの母体であるマルイ農業協同組合は、組合員の生産管理技術指導や生産計画の実行などのハード面や経営管理指導・購買業務などソフト面の業務を行っています。また、グループの衛生管理・品質管理、人事教育や企画広報、情報システム関連等の業務を行っています。
当組合が環境の変化に対応しつつ持続的に成長していくためには、従業員一人ひとりがそれぞれの個性・能力を十分に発揮できる働き方を実現することが重要であると考え、働く女性が安心して仕事と生活、子育ての両立を目指せるよう女性活躍推進に取り組んでいます。
主な取組
- 育児に関する制度の周知や情報提供を行っています。
- ホームページで事例を紹介するなど、出産及び子育てを経験して働き続けるキャリアイメージの形成を支援しています。
- 年次有給休暇取得を促進しています。
- 時間単位の年次有給休暇が取得できます。
- マルイ農協グループ保育所(企業主導型保育事業)が利用できます。
取組を進めるにあたっての苦労・工夫
従業員の意識改革のため、イントラネットを活用して有給休暇の取得促進や女性活躍推進の取組み、育児に関する制度を社内周知しています。
今後の課題・展望
継続して女性活躍推進の各種取組みを実施し、えるぼし認定やくるみん認定などの認定取得を目指しながら、これからも男女ともに働きやすい環境づくりに取り組んでいきたいと考えています。
トップメッセージ
マルイ農協グループ 代表 高松 信吾 さん
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ジェンダーギャップの放置は、社会・企業にとっての損失です。
全従業員及び役員への周知と理解促進を図り、生活習慣病対策と並びフェムケアにも積極的に取り組み、性別に関係なくすべての人が働きやすい職場にしていきます。
インタビュー(女性従業員の声)
ラボラトリー室 室長 N.Aさん
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入社したころは、女性は事務職の方が多い印象で、女性更衣室はなく、トイレは少ないといった環境でした。
会社は女性を起用しながら積極的に設備や制度を整えてくれたので、女性が男性と同じ業務で活躍できる環境になってきていると思います。
出産を経て、育児と仕事の両立に悩みながらも、職場の理解が支えとなって仕事を続けてこられました。
管理職となった現在では、自分の経験をもとに男女ともにワークライフバランスが充実した、働きやすい環境を作っていけたらいいなと思っています。